HSKのネット受験のメリットデメリットをまとめると以下のようになる(北京での受験経験によるまとめです。日本での受験では条件や環境が異なる可能性があることをご留意ください。)
メリット | デメリット | |
听力 | ヘッドホン・イヤホンなので周りの騒音等に影響されずらい。※ヘッドホン・イヤホンは自分の所有物を持参して使うことも可能。 | 選択肢の先読みがしずらい(ネット受験でも前の問題が早く終われば次の解答選択肢を見ることはできる) |
阅读 | マークシートを塗りつぶす手間がない | 手書きでメモがとれないため、単語埋める問題でどの選択肢を選んだかわからなくなる。
文書全体と選択肢をスクロールなしに見ることができないので、これらを比較するのに手間がかかる。 |
写作 | 中国語IMEは搜狗やMSから選べる。またピンイン入力・五筆字型入力が選べる。
予測変換が使えることから、ピンインの記憶が曖昧でもなんとかなる。また漢字を正確に覚えなくても良い。(搜狗は「nh」と打つと「你好」が候補として出てくる。) 編集がしやすい(後から文章を追加しやすい) |
写作の回答中、入力した文字数が表示される。句読点など(。、:”)はカウントされない。紙受験の場合は、改行を多用することにより400字のマークまで行っていたが、これはネット受験では考えられない。問題文のエッセイに線などがひけない。 |
その他 | 申込期限が長い(ネット受験は試験日の10日位前、紙受験は1か月位前)成績発表が早い(ネット受験は15日後位、紙受験は一か月後位) | 画面を見るため顔を上げているので、周囲の受験者が目に入り気になることがある。他の級の受験者と同じ会場になることがあり、下位の級の受験者の退出時が騒がしい。
試験会場が限られている(ネットで申し込む際に選択した試験会場と異なる試験会場が指定される) |
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