TOEIC × 音声記憶

リスニングは一発勝負ではない。聞き直しはできないが、問題文の見直しはできる。

例えば、「このナイフの切れは良い」云々の会話が流れ、「会話がなされている場所はどこか?」と問われ、以下のような選択肢があったとしよう。

  1. airport
  2. cooking school
  3. gas station
  4. beach

初見ではどれが正しいか判断がつかない。特に試験中の限られた時間の中で、いったん「ハマって」しまうと正解にたどり着けないことが多い。「もしかして聞き逃してしまったのかも、、、」と思ってしまい、その問題を捨ててしまう。しかし、あとで音声の記憶を頼りに問題文を読み直し、「もしかしたら料理教室で包丁の話をしているのかも、、、」と想像を膨らまして正答にたどり着く場合もある。音声の記憶(或いは聞いた時のキーワード)は案外頭に残っているものである。時間のある時(例えば、次のパートの問題説明の時間帯)にこの見直し作業をしてもよいが、以下の点に注意しなければならない。

  • 「問題用紙・その他資材へ書き込む(解答用紙の所定の記入欄を除く)行為」は禁止(TOEIC受験要綱)
  • 一部の人は、マークシートの塗りつぶし分は「解答用紙の所定の記入欄」だから、そこに見直し用の記号(例えば、×やレ点)を書くと良い、と思われるかもしれない。しかし、TOEICのサイトのよくある質問の中に「メモを取る、線を引く、○・×・レ等の印をつけること全てを含みます。」とある(場所に関する記載なし)ので、これも禁止行為だと考えられる。

では、どのように見直し作業が必要な問題を覚えておくか。私は、鉛筆をもっていない左指を使った。もちろん五本指だけで全ての問題番号を表現することはできないが、少なくとも五の倍数の余りは表現可能である(他者に対する合図云々といった不正行為と間違われないようにしなければなならない)。この指を手掛かりにして音声記憶による見直し作業することができる。

覚え方はそれぞれだと思うが、音声記憶に頼った見直し作業をして少しでもリスニングパートの得点改善に役立ててほしい。

今日のキーワード:音声記憶→audio memory

cof

二つ目の指が折れているので、「2, 7, 12, 17,,,」のどれかが見直し対象の問題。

 

 

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